退職祝いを連名で贈るには?幹事の取りまとめ完全マニュアル

お世話になった方の退職。「みんなで連名でプレゼントを贈ろう」と決まったものの、取りまとめ役になると意外とやることが多いものです。有志を募って、お金を集めて、品を選んで、のしに名前を書いて……。この記事では、退職祝いを連名で贈るときの幹事の段取りを、順を追って整理します。

連名の相場と人数

職場の同僚への退職祝いを連名で贈る場合、合計5,000〜10,000円程度が相場で、一人あたりの負担は500〜1,000円が目安です。人数が多いほど一人の負担は軽く、良い品を選べます。まずは「誰に声をかけるか」「一人いくらか」を決めましょう。

有志の募り方

部署全員か、有志だけか。まずはここを決めます。声をかけるときは「参加は任意」であることを明確にし、参加の有無とあわせて集金の案内をすると二度手間になりません。参加してくれた人には、後で「何を贈ったか」を必ず共有すると気持ちよく協力してもらえます。

お金の集め方

集金は事前がおすすめです。現金の手渡しは管理が大変なので、送金アプリやURLでの集金だと、誰が払ったかが分かりやすく安心です。集めすぎた分の精算まで見越して、記録が残る方法を選びましょう。

品物の決め方

退職祝いの定番は、名入れギフト、カタログギフト、花束、実用的な雑貨など。カタログギフトは予算ぴったりに収めやすく、端数調整もしやすいので幹事に人気です。品選びで迷ったら、いくつか候補を出して参加者の投票で決めると、全員が納得しやすくなります。

のし・名前の書き方

連名の場合、のし紙の下部中央には「◯◯部一同」などと記載し、人数が多いとき(目安4人以上)は別紙に全員の名前を連ねます。表書きは「御礼」「祝御退職」などが一般的です。

寄せ書きを添える

品物に、参加者からのメッセージを集めた寄せ書きを添えると、感謝がより伝わります。オンラインで作れば、異動した人や離れた拠点の人からもメッセージを集められます。

具体例:定年退職の先輩へ部署一同で贈る場合

長年勤めた先輩の定年退職に、部署15人で連名のプレゼントを贈るケースを考えてみましょう。一人1,000円ずつで予算15,000円。まず有志を募り、参加者を確定させます。品物は「上質なカタログギフト」を軸に3つ候補を出し、投票で決定。のし紙の表書きは「御礼」、下部には「◯◯部一同」と記し、15人分の名前は別紙にまとめます。並行して、長年の思い出やエピソードを寄せ書きに集めておくと、定年ならではの温かい贈り物になります。異動して別部署にいるかつての同僚にも声をかけられれば、より多くの気持ちを届けられます。人数が多いほど段取りは複雑になりますが、集金・投票・寄せ書きを一つの流れにまとめれば、幹事一人に負担が偏りません。

よくある質問

Q. 退職祝いに現金を包むのはあり? 親しい間柄では現金や商品券を贈ることもありますが、職場の連名では品物やカタログギフトが一般的です。相手に気を使わせにくく、全員の気持ちをまとめて形にできます。目上の方に現金を贈るのは失礼にあたる場合もあるため注意しましょう。

Q. 定年退職と転職で贈り方は変える? 基本の段取りは同じですが、メッセージのトーンは変えると丁寧です。定年退職なら長年の労をねぎらう言葉を、転職や寿退社なら新しい門出を応援する言葉を添えると気持ちが伝わります。寄せ書きでその温度感を出すのがおすすめです。

Q. 部署をまたいで贈りたいときは? 関わりのあった複数部署から有志を募る場合、拠点や部署が分かれていると集金や名簿管理が大変です。URLを送るだけで参加できる仕組みを使えば、部署を越えても手間なくとりまとめられます。

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